投稿4:マエル君の初聖体

マエル君の初聖体


 6月10日の初聖体。5人の中にはフランス人のマエル君も。昨年春から多摩教会に通う親子に初聖体と教会の印象を聞いてみた。「まるで王様みたい」と祝賀会でメインテーブルに座った感想をいうマエル君。「子供たちをメインテーブルに、そして、初聖体証明書を渡すという素晴らしいアイデアに感銘をうけた」というお父さん。子供たちにとって忘れられないような素晴らしい一日を写した写真をフランスに住む両親に送ったというお母さん。初聖体に与った5人の中で一番背が高いマエル君は10歳。日本では初聖体に与るのは7歳だが、フランスでは9歳か10歳だという。マエル君のお母様、ガエラさんが初聖体と多摩教会について次のような文章を書いてくれました。

(原文は英語で、初聖体の3日前に書かれたものです。広報部・小野原)

マエルの母:ガエラ・ダルグリッシュ・レモイネ記

 昨年のご復活祭の直前の4月4日にフランスから多摩市にやってきました。ご復活祭を祝うためにカトリック教会を探していたところ、近所の方が、多摩教会を教えてくれ、教会まで連れてきてくれました。10月に自転車を購入してからは、ミサに通う回数も増えてきました。マエルが「初聖体」に与りたいといいだしたので、多摩教会で知り合った高橋さんに尋ねると、日曜学校に通うことを勧めてくれました。
 「たくさんの人が集まる素敵な教会なので大好き」とマエルは言います。実際、日曜日には本当に素晴らしい人たちに会います。ミサのあと、お聖堂の外の長椅子に座って、たくさんの人との会話を楽しむ。本当に素晴らしい光景です。
 もちろん、神父様のミサでのお説教を理解する日本語はまだまだ身についていません。マエルは3割か4割ぐらいでしょうか。私は多分、1割ぐらいでしょうか。しかし、ミサのときの聖歌はとても耳に心地よく、皆さんと一緒に歌おうと一生懸命歌詞に耳を傾けています。
 マエルが洗礼を授かった司祭(実は私のいとこです)に、マエルが初聖体に与るということを手紙で知らせると、いろいろな思い出と「お祈りしています」という返事をくれました。両親とマエルの代親にも知らせました。
 カトリック多摩教会の一員になれて、非常にうれしいです。そして、信徒の皆さんの優しさと私たち家族を気持ちよく受け入れてくれたことに感謝いたします。フランスにいるマエルの友だちと一緒に初聖体を与れる6月10日をとても楽しみに待っています。

初聖体-晴佐久神父さんと一緒に

初聖体-祝賀会のメインテーブルで

マエル君の他に初聖体を受けた方は次の通りです。

-ペトロ 豊嶋 祐太(てしま ゆうた)君

-マリア・クララ 榊原 優奈(さかきばら ゆうな)ちゃん

-リマのローザ 福塚 瑶(ふくづか よう)ちゃん

-カタリナ 武井 美沙紀(たけい みさき)ちゃん 

◆フォトアルバムで、初聖体と祝賀会の様子をご覧いただくことができます。ぜひこちらをご覧ください。