樽井 丈(たけし)(仮名) 2013年3月30日、神様から呼名(こめい)され、額に水を3度受けたとき、ある種次元の違う「気持ちのよさ」を感じていた。初めて味わう、「霊的な何か」である。カトリックの秘跡の凄さ、素晴らしさ […]
受洗者記念文集(2013年)
【目次】 2013年 受洗者記念文集
カトリック多摩教会では、2013年復活徹夜祭に25名の方が受洗されました。 受洗を記念して作成された文集のうち、ホームページに掲載を許可してくださった20名の方の文章を、 2013年7月26日から少しずつご紹介してまいり […]
それは突然に(受洗者記念文集)
椎野 闘志郎(仮名) それは突然、私の身に起こった。 私は、フォーレの『レクイエム』を、混声合唱団の一員として、一心に歌っていた。ちょうど、第2曲「オッフェルトリウム」(Offertorium)の最終部、短調から長調 […]
洗礼(受洗者記念文集)
蒼井 春菜(仮名) 今、わたしの手元に4冊の本があります。 「くまちゃんといっしょ」という可愛らしいお祈りの本です。小さいころ大好きで、枕元に置いて寝ていました。お祈りの意味もよく分からなかったと思うのですが、母が寝 […]
もう大丈夫、私は生きていていいの…。(受洗者記念文集)
桜井 琴乃(仮名) 洗礼式を終えて、最初に思ったことは、「ああ、ホッとした・・・。無事、洗礼の秘跡を授かることができて本当に良かった・・・」と。 洗礼式を前に家族(ペット)が入退院を繰り返し、手術をし、看病し、仕事は […]
洗礼の秘跡にあずかって(受洗者記念文集)
松原 清子(仮名) 3月30日復活徹夜祭で、晴佐久神父様が私の額に勢いよくご聖水をかけてくださり、『あなたの息吹を受けて♪』 私は新しくなりました。 幼稚園から大学まで、カトリックの学校に通いました。幼稚園でマリア様 […]
神のぬくもりによって(受洗者記念文集)
青井 かおる(仮名) いろんなことがあって、人生に行き詰まりを感じていたときに気づいたのは、自分と自分とのギャップで、時々自分の気持ちがわからないということ。自分の感情表現が、自分の気持ちとつながっていないことで、人間 […]
花のしたにて(受洗者記念文集)
和泉 はるか(仮名) ねがはくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃 僧の西行の歌です。イースターは春分後の最初の満月の次の日曜ですから、旧暦では如月(きさらぎ)2月の満月の頃と申し上げて […]