聖堂エントランスにて配布しております。

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皆さま、2021年もよろしくお願い申し上げます。
緊張が続く毎日でお疲れではありませんか? そのときは情報を取り込むのを抑えて、じっくり深呼吸と背伸びをしましょう。恐怖は縮こまってしまう傾向にもっていきます。
今年の生き方の方向性を確認しましょう。困ったときは神に。苦しい時は神に。迷ったときは神に。向きをかえていきましょう。
私も多摩教会6年目を迎えるのですが、前任の神父様が残してくださったメモ、一つは2017年4月号ニューズ巻頭言に載せていますが、もう一枚見つけました。内容はこれです。
いつまでも死なないかのように生きる
同時に今の行いは最後であるという気持ちで生きる
Vivere come se non dovessimo mai morire e come se questa fosse I’ultima mia azione.
6年前、この一文に出会ってはいましたが、実感がわかないでいました。でも病気の恐怖、その先の死への想いをこえた生き抜く力を、私は最近ここから頂いています。このように、時よって、文字での伝達は力になり得ます。
多摩カトリックニューズもしばらく休刊がつづきました。感染防止のこともありましたし、高齢の方や体調不安の方が人込みにいるリスクを懸念したのです。
また、その世代ではない方は、刻々とかわる社会状況に教区&教会の対応協力を余儀なくされてきましたから、メインの委員の方もしんどかったと思います。ありがとうございます。そしてその方々のご家族、周囲の方にも感謝申し上げます。
2020年
9~12月号 | 休 刊 | |
8月号 | 邁進しています | 豊島治神父 |
7月号 | 休 刊 | |
6月号 | 前向きでやってます | 豊島治神父 |
| カルペンティール神父様への感謝 | 関戸・一ノ宮地区 井上信一 | |
5月号 | 休 刊 | |
4月号 | 教会は機能しています | 豊島治神父 |
3月号 | 「0(ゼロ)」でいます | 豊島治神父 |
2月号 | 正しく学びます | 豊島治神父 |
| 田村一男さん さよなら | 鶴牧地区 北村司郎 | |
1月号 | 来ます | 豊島治神父 |
| ひとしずく | 稲城・川崎地区 松澤郁子 | |
| 「初金家族の会」からのお知らせ | 島田潤一 | |
(その他の年度は こちら からご覧ください)
(この原稿は入稿締め切りの3時間前、午前5時8分作成されています。基づく情報はその時点のものです)
(予定していた行事について)
2020年も後半に入って2カ月。私個人は年内の原状回復は難しいと考えています。以下のように考えていますが、評議会で斬新な考えがでてきて実践できるかもしれません。あくまでも考えとして受け止めください。なお、評議会で検討した結果の告知は9月中旬に皆様に送られる郵送物に同封いたします。
9月
【平神父様銀祝】 平神父様は今年叙階25年を迎えられました。すでに年初にお祝いをお渡していますが、霊的花束は時期を見て募ることにしたいと考えます。
【シニアの集い】 連絡会の議事録にありますが、今年は記念品の発送をもって気持ちをお伝えしたいと思います。記念品は既成のものではありません。オリジナルです。
【教会委員長選挙】 行事ではありませんが、今年予定していた選挙は行いません。詳しくは次回の評議会を経てお伝えします。
10月
【バザー】 例年の食品の販売、密集した場での飲食はソーシャルディスタンスを考え不可能と考えます。カトリック修道会系の物品が出店意向をだされていますので可能かどうか工事スケジュールみての安全確認をして決断したいとおもっています。
11月
【七五三】 子供の祝福として大事な機会ですが、11月の状況が予測できません。すでに祝福カードの制作を始めていますが。できれば当事者限定の集いもしたいところですが慎重にならざるを得ません。
【墓参】 従来のバスツアーは中止します。8月の盆時期にに主任司祭が一人で祈りにいったように、死者の月についても墓参は個別に行いたいとおもっています。教区主催も中止の連絡がきました。
【死者の祈念ミサ】 どのような形で申込み・ミサ挙行ができるか検討中です。
12月
【待降節行事】 いままで「祈りと聖劇の夕べ」と題していた行事は中止とします。代わりの祝いを表現することを考え中です。
2021年1月
【賀詞交換会】 準備のこと、飲食のこと、時期のことを考えると中止になると考えます。
(教会学校・講座について)
教会学校については調布教会と連携し教会が作成しているYouTube教材と副教材「こじか」をもっていたします。例年9月~12月は聖劇の準備のためいわゆる勉強は自習となっていましたが聖劇は中止になりますので、二学期はこの2つをもって始め、状況を見守ります。
聖書講座については今までの様な形式は年内は中止します。代わりに配布する「ミサに出席できない間の過ごし 祈りと聖書の黙想」冊子をもって学びとします。
入門講座については入門係と打合せをしますが、基礎疾患のある方への対応方法や年齢のこともあり、どのような形でできるかを最終確認してから公示します。
(教会の運営について)
上記の予定を教区通達を踏まえてどうするかを検討し、また年度末を迎えるにあたり教区指針の確認プロセスを遂行する必要のため、評議会委員長の指示のもと司牧評議会を再開しました。しかし教会活動中止や制限の教区本部令により今まで通りに地区委員・活動会すべてを同じフロアに集めることはできません。
そこで7月、「聖堂共同体規約運用にあたってのガイドライン」を適切に改定し、評議会に参加出来る代表を経済問題評議会委員代表、典礼代表、営繕代表、教会家族委員会代表としました。いずれも現在感染防止に注意しながら活動している部です。評議会副委員長の参加については評議会委員長の判断に任せます。また総務・受付・広報については主任司祭と評議会委員長が現状を集約し提示した範囲で活動するものとします。
このことによって教区・教会規約に定められている運営指針どおりに進めることができます。
(信徒への連絡について)
この状況下多摩教会信徒の皆さんへは以下の方法で連絡しています
① 封筒に関係文書をいれて送付しています。これを私は個人的に『大発送』といっています。その名のとおり労力も含めかかるものが甚大です。頻繁にできることではありません。直近は9月ですが、現在の状況が続くなら次回大発送は1月ごろと考えています。
② ブログで毎日教会のことを綴っています「多摩教会入門」で検索ください。
③ 各主日のミサで配布される「ミサの手引き書」に式文だけでなく週間報告・予定を掲載。ローカルな内容もいれています。金曜午後から日曜13時まで教会前でいれています。ブログでも表記出来る範囲で(個人名削除して)掲載できるようにします。
(この原稿は入稿締め切り1時間前の6月27午前7時32分に書いています。掲載されている情報はその時点でのものです)
四旬節から復活節に至る長い自粛期間を経て、制限をもってミサを一部公開で行うことの通達がでました。ただ、感染には波があるとも指摘され、完全に終息したわけではありませんから、未だ安全宣言が出ていないしばらくの間、ミサを捧げることの制約を守るための犠牲は継続しています。
いのちを守るためとはいえ、普段の活動が制限され、自粛ばかりを求められていると、どうしても思考が内向きになってしまいます。内向きになった思いは、自分の心の世界を中心に展開しますから、ともすればとても利己的になり、さらには、普段であれば心の奥底に秘めているような思いや、常識が盾となって表に出さない感情までもあらわにしてしまうということは、大司教様もおっしゃっています。このストレスのはけ口を、大変な立場にいる人に向けてはいけません。じっくり神さまの計らいはどのような形を私に示して下さるのか、神さまの時間の使い方に思いを合わせていきたいと思います。

